温かみのある上荘くるりん号が便利になります!(ふぁーみんまで延伸します!)
本年度は、上荘町が高齢化率31,7%(平成24年度末)と本市の中で依然一番の高齢化率となり、日頃の買い物や病院、銀行などほとんどが地域の近くになく交通弱者が生活する上で何らかの交通手段が必要となる地域であります。昨年3月末より、このような地域において、少しでも是正し有効に利用してもらうために、地域住民が交通協議会を立ち上げ、運営主体となり市が委託する形で、市町村有償運送での定時運行による巡回型ワゴンバスを運行しています。
この事業は、私が議員になる前から特に力を入れてきた事業の一つであり、いくつかの先進的な取り組みを視察させていただき、行政に対して様々な提言もさせていただきました。また、この数年間上荘地区公共交通懇談会が何回も行われ住民の皆様のご意見も聴きながら進めてまいりました。地域の方々と行政との熱心な取り組みが実を結び、ようやく一つの形になった事業ともいえます。その中、ようやく昨年3月より1年間の社会実験して皆さんが満足のいく形ではスタートはできていませんが、将来のことも見据えてスタートすることになりました。そのことから、当然ですが思うように乗客数は増えていません。確かに、高齢者の方が病院や買い物には利用されております。これをもう少し便利にすることはできないのか?いろいろ検証し要望したところ、この度3月31日より「八幡ふぁーみん」へ行けるようになり、同時に運行時間など改善されます。是非一度ご利用していただき必ず皆さんの将来に向け、これから発展するための重要な事業であり継続発展していかなければならいと考えます。
また、他の地域にも公共交通不便地域がいくつかあり、それらの発展にもつながることも考えられます。これからの事業の考えかたでもあり、行政任せでなく、市民の皆様が主体となって市民協働参画で進めていくことが重要なところであります。その為には、利用していただき今後改善を含め皆さんとともにより良いものにしていきましょう。