これからの市政についての考える
「市長と議会の役割について」
本来、市政を預かる中心的立場にあるのが市民の代表である市長であり、その細かなチエックをし、市民の声を聴き要望し提案するのが議員であり総括が議会の役割と考えます。また、市長は、国、県から決められた事務事業を市職員を束め、その役割を果たすことが重要な仕事だと考えます。その中で、加古川市に合ったやり方(施策方針)を打ち出し、政治的立場から優先順位をつけ執行して行かなければなりません。また、トップセールスとして国、県、あるいは民間と重要な事業についてはしっかり交渉し、それぞれに選択し決断することが求められます。この決断力は非常に重要なことであり、同時に議会の同意も必要であり強いリーダーシップが求められます。特に、大規模な市民生活に直接かかわるインフラ整備などは重要な責務だと考えます。われわれ議会もまた、市民の声を反映させ細かなところも意見しその重要な役割を果たしていかなければなりません。
そして、効率的な財政運営をはじめ行財政改革も奨めていくことは当然のことであり、いくら改革を遂行しようとも職員との信頼関係がなければ容易にできるものではありません。その信頼関係を構築するにはある程度の時間もかかります。また、その前に、もっと重要なのが議会との信頼関係であり、賛成を得なければすすめることはできません。そうなれば、市政運営そのものが停滞する可能性もあります。
その前提として、市長も議員も市民からの声に耳を傾け、政策をつくり、そのことを判断してもらうために4年に1度選挙があると考えます。当たり前の話ですが、市民の皆様から信任を頂くことが必要不可欠であり、そこで、初めて市政を預かれる立場になれます。
これからの加古川市政にとって必要なのは、きっちりとその方向性を示し確実に仕事ができることであり「市民のみなさんの幸せが第一」だと考えます。そして、なりよりも皆さんと一緒に進めていけるような環境を整え、進めていくとだと考えます。