皆様方に於かれましては、益々ご健勝にてのご活躍心よりお慶び申し上げます。
早いもので市議会議員として2年が経とうとしています。まだまだ、皆様のご期待にお応えすることはできていませんが、自分なりに日々精進してきたところであります。そして、初心を忘れず、皆様の声を市政へ響かせること一つの信念として頑張って参りました。
今の国政はマニフェストにない消費税増税法案を可決させ、社会保障改革も先送りにし自分たちの身を削らず国民に負担をお願いするという本当に納得のいかない政治を行っているように感じます。このようなことから、政治不信を招き益々政治力の低下が叫ばれている現状だと考えます。その中、第三の政局として橋下市長は、「二重行政の無駄を省き、地方から国の仕組みを変えていく」ことを一つの信念とされ、大阪維新の会を着々と前進させておられます。今の国政と比べて内容はともかく、信頼と実行力いう部分では、国政を遥かに上回っているように思います。改めて、地方議員の立場として頼もしく感じるとともに、身を引き締めてしっかりとやっていかなければならないと感じております。しかし、一方では、メディアにうまく乗っかりポピュイズム的な政治に対しては不安と「国政ではどうなのか」疑問視する声があるのは確かです。特に地方の財政においては、国、県の交付金が多くを占め、地方に合った政治を進めようとしても、予算をコントロールすることは中々難しこところです。そうとは言え、どんどん国政に対して地方からは地域主権を訴え権限を頂きなら、変えられるところは、一日でも早く改革を勧めていくことが重要だと考えます。今、地方の政治が求められていることは、その地域に主権を頂き、それに見合った政治、クリアで解り易い政治を進めていき、更に地域の皆様と一緒に創りあげていくことが大切だと考えます。また、地方の政治改革においても、政治家自らが身を削ることも必要ですし、市民に対して開かれた議会を目指していかなければなりません。
これらのことから、現政権では、国民の真意にまったく応えられず、益々閉塞感がたまり政治不信が続いていくばかりだと考えます。これらが元に、地域が活性化されず、更に経済不況につながっていくと考えます。また、その閉塞感から「大阪維新の会」に期待が集まりこの世の中を大きく変えてほしいと思うのは当然の流れだと考えます。
そのような流れの中、今の国政は、行財政改革を進め、無駄を省き、スリムで効率的な行政を明確に示したうえで、消費税においても、もっと議論を重ね景気の動向を注視し、使い道に関しても具体的な使用目的をはっきりさせ、低所得者に配慮した減税率措置を考えながら進めていくことが必要だと考えます。更に、その悪条件の中でも社会保障と税の一体改革は進めていかなければなりませんし、基本的には皆さんの為の、皆さんとともに考えていく大切な改革であり、人任せにしてはならないと考えます。そして、どんどん私自身も懇談の場を設け、微力ながら少しでもその声を反映させていきたいと考えております。また、新たな政治をめざしていくために、今後2年間行動指針、テーマを掲げリニューアルさせた、題して「玉川ひできの考えること」を策定しました。少しでも実現できるよう、強い気持ちで臨んでいきたいと考えております。今後も、初心を忘れず邁進してまいりたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。