新風 玉川ひできの市政報告

主な活動

  • 9月の第4回定例会 一般質問
  • 建設経済常任委員会
  • 全国市町村交流レガッタ大会 出場
  • 委員会視察(鹿児島市、鳥栖市、北九州市)
  • 12月 第5回定例会

議会報告の内容

市議会議員として

皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
私が市議会議員として7月25日よりスタートしまして約5ヶ月が経とうとしています。まだまだ、微力で解らないことばかりではございますが、私なりにひとまずこれまでの活動について報告させていただきます。
基本的なことではありますが、市議会の役割は市民の一番身近な生活に直接かかわりのある予算や条例等の重要な事項を決める大切な役割を果たさなければなりません。また、市長等の執行機関の仕事が適正に行われているかをチェックする必要もあります。そのため、本会議、各委員会での一般質問をはじめとする発言は公的な場所での提言や意見を述べることのできる唯一の機会でもあり、行政側の考えなどが直接聞ける大切な機会です。私自身は皆様方の声をできるだけ聞き、その思いを発言していくと言うスタイルを変えることなく進めていく所存であります。
その中で、加古川市もこれから様々な課題に立ち向けっていかなければなりません。まず、超少子高齢化時代突入による社会保障の不安定、治安の悪化、地域経済の低迷による雇用問題等が懸念されます。一方では、新事業として、市民病院統合再編による独立法人化もこれから大きな課題になると考えられます。
この局面をどのように乗り越えていくかは、まさに皆さんの声であり思いであります。その声をどれだけ届けることができるかが重要なことであり、そういった機会をできるだけ設け、市民の皆様の意に沿った提言を行っていく、その中で、より分かりやすい説明責任を果たさなくてはならないと考えます。さらには、少しでも無駄がないか、効率的にできることはないのかをしっかりと考えながら、調査し提言していくことが私の役目だと考えております。

新政会(会派)報告

会派による報告としましては、現在議長選出会派であり議長を含めました10名の議会内では最大会派であります。
市行政に対しまして様々な政策提言をはじめ、予算要望など行っておるところであります。その中身としましては、地域福祉をはじめ、子育て支援の充実、障害児福祉・高齢者福祉の充実と発展を要望しています。また、安心安全のまちづくりとしまして、危機管理体制、救急体制、交通安全対策、消費者安全、若者の雇用の充実など要望しております。心豊かに暮らせるまちづくりをめざし各事業、イベントなど進めていく予定です。また、各地域の下水道、道路整備などに対しても地域に合った政策に基づいて推し進めております。最大会派のメリットをしっかりと生かし皆様のための市政を推し進めてまいります。

建設経済常任委員において

委員会の所属は自らの希望により建設経済常任委員会に所属しました。今期より定数削減により4委員会から凝縮され3委員会になりました。その分1委員会あたりの範囲が拡がり担当所管が増えました。
プラスに考えますと守備範囲が拡がったといえますが、一方では目の行き届かないことも考えられます。
委員会では定例会の上程案件や事業などについての質問などを行い、より細かく検証していくことが求められます。私もしっかりと目を見張り頑張っていく所存です。

主な所管

地域振興部、建設部、都市計画部、下水道部、水道局、農業委員会

両荘地区において

この地区においての今後の取り組みとしまして、公共交通機関の見直しをはじめとするコミユニティ交通の早期実現、下水道工事の早期実現、北部地域の観光資源の見直しと発展、田園まちづくりを推進し誰もが住みやすい環境づくり、祭りなどをはじめとする地域の絆づくりなどに力を注いでいきたいと考えております。そして、この4年間で両荘地域に対してどのようなことができるかこれが私の最大の課題だと考えております。それらを次にいくつか揚げてみました。

早期実現に向けて

  1. 高齢者に対応でき、みんなが便利に使える公共交通空白地域の是正について
  2. 子供たちの安心・安全の確保と地域ぐるみで治安維持に対する取り組みについて
  3. 中学校完全給食早期実現と栄養のバランス、地元の地産地消(農業、生産加工物など)を取り入れた食育について
  4. 地域資源を生かした北部地域の観光地計画の提案について
  5. 東播磨地域の中小企業の活性化を図り、新卒者への就活・就業支援への取り組みについて
  6. 誰もがしっかりと受けられる地域医療の充実と確保(市民病院統合再編について)
  7. 安心して任せられることができる保育園・幼稚園・学校教育の確立と子育て支援の充実について
  8. 誰もが住みやすいインフラ整備の早期実現と郊外型のショピングセンターなどの構築について

関西広域連合発足について

これまで関西は長い歴史の中、一人ひとりの個性があり、ある意味その個性が強すぎ、なかなかまとまることができず、そのため関東に一極集中化となり現在のような状況がもたらされていると見ています。これから行政に求められるのは、権限移譲(地域主権)による、その地域の特色に合った政策をより効率のいいスピード感のある行政執行が求められるのではないかと考えます。今回の広域連合発足で、少しでもそのスケールメリットを生かし、関西でできることはより自分たちで考え実行できることを期待しています。新聞報道によりますと今後期待される効果として、(1)防災、(2)観光・文化振興、(3)産業振興、(4)医療、(5)環境保全、(6)資格・免許、(7)職員研修、だそうです。特に、この加古川市では、安心・安全の街づくりを推進する中においては、防災時の緊急対策などのインフラ整備、北部地域における観光資源の活用と開発、地場産業の振興発展における雇用の確保と経済発展などが、うまくあてはまり機能することを期待するとともに訴えていきたいと考えております。

皆さんのご意見どんどん下さい。お待ちしております。