現在、議会において議会基本条例についての検討会が行われ、今年の8月の議会では議会改革推進委員会が設置されました。本来、議会基本条例は市民の皆様にわかりやすい開かれた議会を目指すための条例だと考えます。しかし、他市の事例などを検証しますとほとんどが単なる市民に対するパホーマンスに留まっている条例のように感じています。
議会基本条例そのものが必要なのかどうかということ踏まえて考えていかなければなりません。先ずは、議会活動、議会運営について改革が必要なところをしっかりと検証し、出来るところは条例制定がなくてもすぐにでも取り掛かれることはあると考えます。また、地域主権のあり方やその効果についても、検証し我々議員自身が「どのように行動していくのか」具体的に考えていかなければなりません。一方において、市民に開かれた議会を目指すには、傍聴や公聴などの活性化、議会の広報についても、更により良いものにしていき、議会活動の中で市民の皆様に積極的に報告会や公聴会などに参加していただくことも必要であり、その上で、市政を身近に感じていただき積極的な政治参加を促していかなければならないと考えます。
前回の市議会の投票率も49.56%と半分に満たないことは、それらに精通し非常に残念なことだと考えます。議会改革の第一歩はここからだと考えます。