皆様方に於かれましては、益々ご健勝にてのご活躍心よりお慶び申し上げます。
早いもので市議会議員として3年が経とうとしています。まだまだ、皆様のご期待にお応えすることはできていませんが、自分なりに日々精進してきたところであります。そして、これまで、初心を忘れず、皆様の声を市政へ響かせること一つの信念として頑張ってきたところです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年、政権交代が起こり「アベノミクス」と称し景気も上向き傾向にあり円安が進み、株価の上昇で大手企業はそれなりの利益を経常していると推察できます。しかし、中小零細企業においてはその兆しはなんとなく感じるものその実感はありません。業績の安定、給与アップなどが進まない限り実感はありません。景気の上向きを実感できるのは恐らくかなりの時差があり地方にはもっと時間がかかるのではないでしょうか。みなさんの一番身近にいる我々地方議員は、具体的な財政出動における景気対策や金融緩和などしっかりと注視していかなければならないと考えます。本年度の加古川市財政においても、国、県の交付金が約半分近くを占め、地域に合った予算に変えようとしても中々難しこところであり、一日でも早く国に行財政改革を勧めて頂いて地方に有益な予算が回ってくることを期待します。今、地方の政治が求められていることは、自分たちの地域でやれることは自分たちで考え進めていくいわば共同参画型のまちづくりが重要視されています。国から権限を頂き、それに合った予算配分、そしてより細かく解り易い財政運営を進め、更に地域の皆様と共同参画のもと一緒に創りあげていくまちづくりが求められています。
そのような流れの中、今の国政は、行財政改革を進め、無駄を省き、スリムで効率的な行政を明確に示したうえで、消費税においても、もっと議論を重ね景気の動向を注視し、使い道に関しても具体的な使い道をはっきりさせ、低所得者に配慮した減税措置を考えながら進めていくことが必要だと考えます。
今後、どんどんと私自身も懇談の場を設け、微力ですが皆さんの声を聞きご指導頂きながら、しっかりと取り入れ反映させていきたいと考えております。また、皆さんが納得行く政治をめざしていくためにも、今後、年間の行動指針、テーマを掲げリニューアルさせた、題して「玉川ひできの考えること(船中八策)」を策定しました。少しでも実現できるよう、強い気持ちで臨んでいきたいと考えております。

加古川市議会議員
玉川ひできの考えること
1、安全・安心のまちづくり
子供たちをはじめとする地域住民の安全・安心を守るための交通安全対策と防災組織体制の強化と、地域の特徴を考慮した自主防災活動の推進とその機能の充実
2、便利で住みやすいまちづくり
「便利で住みやすい」を目指しコミニュティを考えたまちづくりと交通弱者に対応したインフラ整備(スーパーの誘致、道路整備、市町村有償運送)の推進による過疎地域の是正
3、中学校完全給食の実現と食育の充実
中学校給食に向けた年次目標の設定と全学校園の食育を考えた栄養のバランス、安全・安心な美味しい給食の提供
4、加古川の特性を生かした観光の強化
地元名物、名産「かつめし」などを利用したまちづくりの充実や北部地域資源を生かした具体的な観光計画の提言や各施設の設備、運営の充実
5、地元中小企業の活性化
内需拡大を図り地元で活躍する企業のものづくり産業、地場産業や地域の特性を生かしたサービス業などの具体的な活性化の提案について(地域振興基本条例の検討)
6、地域医療の充実と新病院設立に向けて
地域住民の生命と健康を確保するための地域医療の充実と、二次救急医療体制の確立、高度先進医療確保のための新病院設立へ向けての推進
7、子育て支援の充実
保育園・幼稚園・学校教育の地域住民との連携と、地域一体での教育の取り組みの確立、認定こども園の拡充と充実、ワーク・ライフ・バランスを考慮した子育て支援の環境の実現による小子化の是正
8、行財政改革と議会改革
地方分権を推し進め、広域で無駄のない行政の構築と、相互扶助での社会福祉の充実を目的とした、地方からできる社会保障と税の一体改革の推進

国民主権と独立国家の存続
政治は、とにかく皆さんの身近なところにあります。その距離を縮めるのが私の役目です。
玉川英樹の3本の行動指針
(1)自己研鑽を積みながら地域の皆さんとの交流を深めていきます
(2)市政報告会、地域の懇談会の実施を進めていきます
(3)市民協働参画でのまちづくりを中心に、地域活性化と過疎防止対策への提言していきます。